本の海を泳ぐとぅーん

ー本の海を泳ぎ、しゃべって、動いて、泣くー

【ビジネス書】『7つの習慣』スティーブン・コヴィー part1

f:id:gotham7:20190505162424p:plain

『完訳 7つの習慣
人格主義の回復』

スティーブン・コヴィー  


全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。



原著が1990年に刊行され
世界中で大ヒットした名著

ちょっとずっしりしていて
読みきるのは大変だが
すべての人におすすめしたい


個人としてのあるべき姿
そして対人関係を重視したときのあるべき姿
が書かれている


終始強調されているのが

「信頼」




どんな人でも
いつの時代も
大切にするべき
7つの習慣がのっている




漫画版もでている
漫画版でもエッセンスは十分にわかると思うので
活字の本でごついのはちょっと。。。
て人は漫画版がおすすめ


7つの習慣のゴールは相互依存である


ただ自分が依存してもうらためには
自分が依存してもらえる必要がある


ということで
前半3つの習慣が
「依存」から「自立」 に至るための習慣


後半3つの習慣が
「依存」から「相互依存」 に至るための習慣


これら6つの習慣は
習慣というより
心構え的な雰囲気もある


最後の1つの習慣が 世間でよく言われる習慣に近いもの
肉体・知性・感情・精神 を日々鍛える
という話




まず1ー3の習慣を身に付けて
自立し


さらに4ー6の習慣を身につけて
相互依存の段階へと成長する


終始第7の習慣で
自分磨きを続ける


という構成


では 7つの習慣 それぞれの紹介に入っていく

内容量が膨大なので

part 1  第1ー3の習慣 part 2 第4ー6の習慣 part 3 第7の習慣

と分けた

自分を信頼する

第一の習慣に入る前に
自分を信頼するとういお話


最終的に目指すのは相互依存

そしてそのために必要なのは

相互の信頼関係

そしてそのために必要なのが

他者を信頼することであり
自分を信頼することである



他者に信頼してもらうためには
自分と他人を
自分が信頼することが必要


<自分を信頼するには>

  • 自分との約束を守る

  • 小さな親切をする

  • 自分に優しくなる

  • 正直になる

  • 自分を最新再生する

  • 自分の才能を開発する

他にも色々あるとは思うけど
これらは確かにどれも大切


ということでこれらを行う上での
心構えみたいなものが次の1~3の習慣
習慣の方は心構えくらいの抽象度



第1の習慣 主体的である

主体的である

とは


自分の人生に責任を持つこと



責任は英語でresponsicility
=response + able

である


つまり反応を選択できるということ

同じ事象が起きた時に
それに対して自分が何をかんじ
どのような行動に反映させるか


それをしっかりと選ぶということが
責任を持つということである


失敗した時

辛いことがあった時

良いことがあった時


人生は選択の連続

同じ事象でも後ろ向きにに捉える人と
前向きに捉える人
自分に優しくでいる人と
そうでない人


反応の選択が自分の人生を作っていく


反応の軸となる
譲れない自分の価値観
を持っておくことは大切


自分の人生・運命 は自分の力で変えられる


自分の人生の責任は
他の誰でもない
自分にあるという姿勢


だから誰かに流されるのではなく
自分の意志を持って
主体性を持って生きねばいけない


これは
言い訳しない
人のせいにしない

みたいな行動の習慣につながってくる



ただ何でもかんでも自分でどうにかできると思うのも違くて

そこで紹介されている話が

関心の輪、影響の輪の話

人それぞれ関心のある事柄という
「関心の輪」という大きな輪があって
その中に自分が影響を与えられる
「影響の輪」がある


実際に影響を与えられるのは 「影響の輪」の中のみ
だから

影響の輪の中に集中すべし

という話

自分ではどうにもできないものに
イライラしたりマイナスの感情を持っても
何もいいことはない
(例えば満員電車でイライラしてるおじさんとか)


マイナスの感情を持つのではなく
その原因を考えたり
その状況を変える方法がないかに集中する


人間関係でも相手の気持ちを変えることはできない
誰からも好かれることはできない

だから相手の気持ちをどうにかしよう
というのではなく
じゃあ自分は何ができるのか
てことを考える


こういう考えになれば
言い訳したり 人のせいにする てことはなくなるはず


7つの習慣の最初に持ってこられていることからもわかるように
よき人生を送るためのそもそもの大前提となる習慣である


第2の習慣 終わりを思い描いてから始める 

簡単にいえば

目標を決める

てこと

目標を決める
はよく言われることであるが

この第2の法則の一番のポイントは



ミッション・ステートメント


を作るということである
ミッションは使命
ステートメントは声明


自分の人生における使命を明確にせよ
ということだ


  • 来年までに100万貯金する  
  • 30歳までに結婚する
  • 月10冊本を読む

とかそういうレベルではない

もっと自分の生きる意義に関わる
根源的な目標
人生の青写真のことである


【ビジネス書】『THE TEAM』麻野耕司 - 本の海を泳ぐとぅーん
この本の紹介で
意義目標、成果目標、行動目標の話をした

ミッション・ステートメントは
人生における意義目標である


ミッション・ステートメントを作成するには
徹底的な自己分析が必要である


自己分析におすすめなのが

【ビジネス書】『メモの魔力』前田裕二 - 本の海を泳ぐとぅーん

自己分析が1000問のっている
成功者は人生における意義目標が明確である


米中メガテック企業における意義目標の大切さは
『GAFA×BATH』という本でも紹介されている

【ビジネス書】『GAFA✕BATH 米中メガテックの競争戦略』田中道昭 - 本の海を泳ぐとぅーん



意義目標の明確さが成功につながるのは
企業でもチームでも個人でも同じなのである


7つの習慣ではミッションステートメントを見つけるための方法が
いくつか紹介されている

その中でも本当に「終わりを思い描く」 つまり


自分が死んだ時に葬式でどのように言ってもらいたいか


というのは中々本質的な問だと思う


またいろいろな人のミッションステートメントものっている
ので参考にするのもいいだろう


ミッションステートメントができたら
それを細かく分解していくと
いわゆる目標になる

より細かな意義目標に分解できる場合もあるだろうし
ミッションステートメントを意義目標とした 成果目標→行動目標ができればいい


ミッションステートメントも通常の目標も共通のこととして
紙に書いて常に見えるようにしておくというのは重要である


紙にも書かずに見えるようにもしていないものは 「目標」ではなくて「祈り」だ


徹底的に自己分析して
自分のミッションステートメントを考えてみよう
すぐにはできなくて当たり前なので


なんども見て、なんども書き直して
納得いくものに仕上げたい


ゴールさえ見えてしまえば
あとはそこに向けて全力で取り組むだけ
半分以上成功したようなものだ!

第3の習慣 最優先事項を優先する

主体的になり
自分の人生の責任を持つ決意をした


そして終わりを思い描いて
ミッションステートメントを書いた


そして自立の最後のステップはそれを行動につなげること


そのためには優先度を決めて
スケジュールに落とし込むこと


<優先度は何で決まるか?>

緊急度と重要度というマトリクスがよく使われる
緊急度は外部的な要因によって決まり
重要度は内部的な要因によって決まる


そして人は時間を
「緊急」かつ「重要」なことに多く使っている
締め切りのある仕事やタスクがここに当てはまる


残りの時間を 重要でないことに使う
だらだらSNSやゲームなど


そして緊急じゃないが重要なことに時間を割かない


緊急じゃないが重要なこと

  • 日頃の健康習慣
  • スキルアップ習慣
  • ミッションステートメントを考える時間 など  

具体的な話は第7の習慣で話す
最新再生をすることで自己を信頼できるようになる


こういった緊急でないが重要なことに時間を割かないと
いつまでたっても
「やりたいこと」ではなく「やらねばならないこと」に 時間をさくことになってしまう


娯楽を否定したいわけではないし
自分も鑑賞はとても大切にしているし
ゲームもするが

目先のことにとらわれずに
長期的に得することをやりましょう
と言う話


それをするためには
それをする時間を
手帳に予定として書き込むこと
時間があるときにやろう
後でやろうではなかなかやれない


人間の意志 という貧弱なものに頼っていると
なかなか生活は変えられない
そこで意志の弱い自分を責めるのではなく


なぜ重要だと思っているのにできないのか?
どうやったらできるようになるか?

を考える


緊急でなく重要なことも計画に組み込め
できる確率も上がるはずだ


他にはお互いに刺激しあえる誰かと一緒にやる 一緒にやらなくても、やると誰かに宣言する
などをすることで
サボりづらい雰囲気を作り出す
ことはできる


あとは「小さな目標から設定する」ということも 重要だろう


時間を決めるとかぶるが
朝を活用することも効果的
朝は頭の状態も良いし
誘惑も少ない(SNSにいる人も少なければテレビもやってない)



重要だとわかっているけどやれないことの理由に
「失敗などへの恐怖」
もあるだろうが

「リスクのない人生がもっともリスクが大きい」 みたいな話は最近出ている本ではいっぱい書かれていることだと思うので今回は省略


<スケジュールに落とし込むときのポイント>


次に「最優先」という話
優先じゃないところがポイント


モチベーションが高くなってくると
ついついあれもこれもやりたいと思ってしまう


どれも優先度は高く
やったらいいこと
なのはまちがいないのだろうが


やはり時間や体力は有限だということを忘れていはいけない
時間だけでなく意志も有限


あまりにあれもこれもとやりすぎると
結果早々に挫折することになりかねない

だからこそ

タスク管理では
優先度の設定が大切



緊急かつ重要なことは
期限や優先度がそれなりに明確なことも多いだろうが


緊急でなく重要なことは
期限も決まっていなければ 優先度も決まっていないことも多い


そうすると結局何もできないということになりかねないので
まず目標には期限をつけることが大切
それを踏まえて計画を立てる (緊急度を明確にするような雰囲気)


そして重要度としては ミッションステートメントとのすり合わせが大切
ミッションステートメントとの合致度で優先度をつける


その上で計画表に落とし込み
実現可能なプランで目標に向かって行動を続ける

この自分との約束が守れないと
自己信頼が損なわれてしまう
それは避けねばならないから
優先度も意識してスケジュールを組むということが大切である



まとめ

  • 自立のためには、まず自分を信頼すること

  • 自分の人生に責任を持つとは反応を選択すること

  • 人生におけるミッションステートメントを考える

  • 緊急じゃなく最重要なことをスケジュールに落とし込む

自立のためでもこれだけ盛りだくさん 次は人間関係に関する
4~6の習慣

長文読んでいただきありがとうございました

【本屋大賞】第16回大賞 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

2019年の 第16回本屋大賞は

瀬尾まいこさんの
『そして、バトンは渡された』
f:id:gotham7:20190506163658p:plain


冒頭文

 なにを作ろうか。気持ちのいいからりとした秋の朝。早くから意気込んで台所へ向かったものの、献立が浮かばない。
 人生のいち大事を控えているんだから、ここはかつ丼かな。いや、勝負をするわけでもないのにおかしいか。じゃあ、案外体力がいるだろうから、スタミナをつけるために餃子。だめだ。大事な日ににんにくのにおいを漂わせるわけにはいかない。オムライスにして卵の上にケチャップでメッセージを書くのはどうだろう。また優子ちゃんに不気味がられるのがおちかな。ドリアに炊き込みご飯にハンバーグ。この八年で、驚異的に増えた得意料理を頭に並べてみる。何を出しても優子ちゃんは、「朝から重すぎるよ」と言いながらも残さず食べてくれるだろう。でも、きっと、今日は話が尽きない。冷めてもおいしくて、簡単に食べられるものがいい。



本屋大賞初ノミネートにしていきなり大賞受賞!


2位から7位が200点代でひしめくなか 435点というスコアでの大賞受賞となった
(書店員さんの投票に応じて割り振られるポイント)


受賞時のコメントがこちら
2019年本屋大賞に瀬尾まいこさん「そして、バトンは渡された」 【受賞コメント動画有】|好書好日



3人の父と2人の母をもつ優子
本当の家族とは何?


不器用な優子の家族達の
それぞれの愛情の物語


中盤の山場と最後で
涙がとまらなかった


最後まで読んだ後に
もう一度冒頭文に戻ってみてほしい



瀬尾まいこ

2002年に『卵の緒』でデビュー

自分は他に作品を読んだことはなかったが
他の作品も是非読んでみたいと思う

他の作品としては
『天国はまだ遠く』 『幸福な食卓』 『僕らのごはんは明日で待っている』 などがある

『そして、バトンは渡された』

内容紹介はこちら

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作


最初でも触れたように、三人の父と二人の母がいる優子  


この設定からだと
なんとなく
「血の繋がりがないお父(母)さんなんかに言われたくない!」
となるなかで、ぎこちない関係が
紆余曲折あり
だんだんと仲良くなる


みたいな展開をついつい思い描いてしまったが
この作品はそうではない


一見重くなりそうな題材が
重くも軽くもなく
絶妙でやや不思議な雰囲気で
物語として表現されている


ストーリーは半分くらいが会話になっているので とても読みやすい

特に3人目の父、森宮さんと優子の掛け合いが
すっごく楽しい

ちょっととぼけた森宮さんと
大人びている優子


例えば優子が高校生の始業式を迎えるときのこんな会話

「うん。たぶん、始業式にかつ丼食べてるのクラスで、いや、全国の高校生で私だけだよ」
「え?じゃ、かつ丼って、いつ食べるの?」  本気で驚いている森宮さんがおかしうて、私は思わずふきだした。
 「いつって好きなときに食べればいいだろうけど。森宮さんのお母さんは始業式にかつ丼だしてくれたの?」 「俺の家は勉強第一の厳格な家庭だったから、そういうのはなかったな。」


合唱祭の前日

「なんていうか、父親なら娘が合唱祭で歌う曲くらい歌えて当然だろう?」  森宮さんはえへへと笑った。 「まさか。そんな父親いないと思うけど」 「やっぱり、そうだったか。練習しながらうすうす勘付いてはいたけど。……でもこの曲歌ってると、必要以上にやる気が出たよ。通勤電車の中で、広がる自由を求めてってうっかり口ずさんでしまった時は、みんなに白い目でみられたけどな」 「だろうね」 「まあ、やっぱ俺ってどこかずれてるんだよな」  どこかどころか、すごくずれている。


こんなかんじで
おかしな二人の会話ベースで
軽快にすすむ



お互いの微妙な距離感から
生じてしまう微妙なすれ違いもあけれども
それもすべて
お互いを思い合っているからこそ


そういった愛情を節々で感じられる




また
なんとなくもっと書き込みたくなりそうな場所が
あえて省略されてしまっている印象もうけた



「おやっ?」と肩すかしをくらったようになるが
そこがいい余白となって
読者それぞれの感じ方を生み出している



チャートはこんなかんじ
f:id:gotham7:20190506162605p:plain 登場人物は理想的だけど
超理想的 ってかんじではない
結構現実味もあるかんじ

ストーリーとしては
家族とは?みたいなものを
考え直す機会にもなるが
ずっしり感、読み応えよりは
爽やかさが強い

まとめ

  • 家族愛を感じられる

  • 会話ベースで読みやすい

  • 森宮さんと優子の会話は必見

読む人の置かれた環境とかによってもかわるかもしれませんが
家族愛を感じられる素晴らしい作品でした

www.thun-fine.com





【ビジネス書】『アウトプット大全』樺沢紫苑

f:id:gotham7:20190504105005p:plain

『アウトプット大全』
樺沢紫苑


タイトルの通りアウトプットの大全だ

  • インプットはたくさんしているがあまり成長を感じられない

  • アウトプットが大切だというがどうしたらいいのかわからない


という方におすすめ



「インプットとアウトプットの高速回転が自己成長の鍵」


「インプット:アウトプット=3:7が理想」



というようにアウトプットの大切さを説いている

 

ただアウトプットが大切だよ!

ていうだけじゃないところがこの本のすごいところ

どんなにいいと言われても
なかなかはじめられないのが人間の性



そこで! 

見開き80ページで
80種類のアウトプットの
コツやポイント、重要性を紹介

一つ一つはコンパクトにまとまっていて

図も豊富なので非常に読みやすい


この著書でも言われているが

「気づきと行動が3つあればその本を買った元はとれている」

80項目も挙げられていれば
3つくらいは気づきあるし行動につながる

まずは
どれでもいいのでやれそうなものから
やってみよう!



アウトプットを意識すると
単なるインプットと比べて
いかに自己成長が加速するかを
必ず実感できる


80項目の後に
アウトプット力を高める
7つのトレーニング

というものがのっている


それがこちら

  1. 日記を書く
  2. 健康について記録する
  3. 読書感想を書く
  4. 情報発信をする
  5. SNSに書く
  6. ブログを書く
  7. 趣味について書く


結局いま
自分はこれらを全部やっている

これら一つずつ見る前にちょっと
著者の樺沢紫苑さんの紹介!

樺沢紫苑

職業としては精神科医で脳科学についての知識も豊富

そしてなにより

メルマガ、毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年連続
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続


といったアウトプットお化け

『読んだら忘れない読書術』
『神・時間術』
『ソーシャルメディア文章術』
などどれ読んでも本当にわかりやすい

アウトプットが大切だと言っているだけじゃなくて
自ら実戦してみせている

日々のアウトプット

ということで本題にうつる

「日記を書く」 「健康について記録する」

は行動管理シートというものを使って 実戦している


毎日の習慣管理をするため
1日の行動を管理するため
健康について記録するため
その日一日をより良いものにするため

の1枚のシートが
行動管理シート

この一枚の紙を毎朝印刷している

体重の記録、睡眠時間起床時間の記録、 朝の気分の記録をすることで
簡単にではあるが自分の健康状態を測っている

チェック欄を用意して習慣を管理している
先に上げた健康状態の記録も習慣の1つだ
あとは朝になにかしらべんきょうをすること
電車などで読書すること
などなど
毎日見ることで継続できるようにしている


1日の行動を管理するために毎朝
1日のタイムスケジュールをイメージしながら
ToDoリストを書いている
印刷して持ち歩く理由は
常に目に見えるところにおいておくため

そして夜はその紙に
きづき、成長、感謝、うれしかったこと
などを3つ書くようにしている


1日を振り返り書き記す というアウトプットで
その日1日というインプットが より有効なものとなる

行動管理シートについて詳しくはこちら

時間(行動)管理術 Ver. 1 行動管理シート - 本の海を泳ぐとぅーん



Twitterとブログ

「読書感想を書く」
「情報発信をする」
「SNSに書く」
「ブログを書く」
「趣味について書く」


これまとめてやってるのが
Twitterとブログ

趣味がそのまま読書になってるので
趣味についてかく、と
読書感想を書く は一緒


SNS=Twitter
ブログ=これ


読書記録を
情報として価値あるものとして
発信するよう心がけている


ブログの項目では100-300-1000の法則
というものが紹介されている

100記事あれば、毎日ある程度の人に見てもらえる
300記事あれば、検索エンジン経由のアクセスも増えてくる
1000記事あれば、検索エンジン1ページ以内に表示されるものも増える

というものだ



真偽はおいておいて これくらい目指すくらいの気持ちで
継続していく
当面の目標は100

読書記録では気づきとToDo、3つずつを明確にするために シートも使っている

一ヶ月ほど SNSとブログでのアウトプットを行ってみたが
本当によい



アウトプットを意識してインプットするので
まずインプットの質があがり
実際のアウトプットで
さらに思考が整理され
自分がアウトプットすることで
周りからのインプット、フィードバックももらえる



いいことづくめで本当に初めて良かった

アウトプットシートとよんでいるが このアウトプットシートも含めた 自分なりの読書ほうが こちらにまとめている

ビジネス書・自己啓発書、読書のススメ 【読書法 Ver. 1】 - 本の海を泳ぐとぅーん

 

まとめ

  • アウトプットのプロが書いたアウトプットの解説書

  • アウトプットがいかに大切かがわかる

  • アウトプットの仕方がわかる

  • アウトプットの習慣がつく

自分を良い方向に向けてくれた一冊です

【ビジネス書】『THE TEAM』麻野耕司

f:id:gotham7:20190503223606p:plain

『THE TEAM』5つの法則 麻野耕司

「モチベーション」にフォーカスした
経営コンサルティング会社
リンクアンドモチベーションの取締役
麻野耕司さん
  

チーム運営のプロによる
偉大なチームに必要な法則
の解説書

偉大なチームに必要なのは「リーダー」ではなく「法則」だ


チームの法則が

図解を含めた法則の説明
→ 具体的事例
→チェックリスト
+
学術的背景

によって紹介されている

なんともわかりやすく、説得力のある構成



「チームの法則ABCDE」

A:Aim(目標設定)

B:Bording(人員選定)

C:Communication(意思疎通)

D:Decision(意思決定)

E:Engagement(共感創造)



AimのOKR
Bordingのチームの4分類+決めるべきルールの4W1H
Communicationの「モチベーションタイプ」と「ポータブルスキル」
Decisionの影響力の5つの源泉
Engagementの4P(マーケティングの4Pとは別物)


どれも紹介したいのは山々だけど 詳しくは実際に本を読んでもらうのが
一番だと思うので

A:Aim  

D:Decision   

について紹介する

Aim(目標設定)

チームをチームたらしめる必要条件は「共通の目的」です。


ただ二人以上が集まるのはグループ


共通の目標を持った人が集まって
初めてチームといえる



ということでまずここが
チームでとっても大切なところ



目標設定に関してのポイントとしては
個人でも使えるものだ

目標には以下の三種類がある


A.行動目標
B.成果目標
C.意義目標



これら、なんとなくは意識していたが
はっきりと区別できていなかった

そしてビジネスの世界では
時代の流れによって意義目標が重要になってきているという

意義目標を重視したOKRという方法がある

OKRにおいては、「Key Results = 創出すべき成果」と共に、その先にある「Objectives = 実現すべき目的や意義」まで含めて目標設定します。


OKRにおいて最も大切なのは「Objetives(実現すべき目的)」、つまりは意義目標であり、「Objectives(実現すべき目的/意義目標)」の実現に効果的だと判断されれば、「Key Results(創出すべき成果/成果目標)」を変更することも可能です。



現代の米中の巨大テック企業を比較分析した 『GAFA×BATH』
でも会社として掲げる意義目標に
かなり注目して比較していた

詳しくはこちら

www.thun-fine.com



自分目標設定でも
行動目標、成果目標、意義目標
それぞれ区別して設定しようと思う


これからチームとして活動する際は
これらの目標設定が
どうなっているのかということに
注意を向けよう



D:Decision(意思決定)

チームによる合議をスピーディに、再現性を持って進めるためには、選択肢同士ではなく、まず選択基準と優先順位を決めるべきだ、というのを是非覚えておいてください。


この選択基準と優先順位という部分を明確にしていないと
議論が同じ方向に向かわずに発散し
よくわらかん妥協点
みたいなやつでの合意になってしまう


これはグループディスカッションとかで
めちゃくちゃ実感したこと


チームによる合意は常に有効なわけではない
ときには、意思決定者の独裁が有効なこともある

 多くの意思決定には51%のメリットと49%のデメリットがあることを意思決定者だけでなく、チームメンバーが理解し、意思決定者の決断を自分たちの手で正解する気概が重要です。
 独裁による意思決定を成功させるのは、意思決定者だけではなく、その意思決定を実行するチームメンバー全員なのです。


 「チームの意思決定の成否はリーダーの決断で決まる」というのは間違ってはいませんが、
 「チームの意思決定の成否は、決断後のメンバーの実行度合いで決まる」
もまた真実だとお伝えしました。


この視点はとっても新鮮だった

合意を重視しすぎると
いつまでたっても決断できない問題ってのがどうしてもある


そんなときは独裁だって重要なのだ
結局は
独裁と合議もそれぞれ良し悪し
がある
使い分けが重要


で、その独裁を有効にするには
チームメンバー内での
共通認識と実行力であるというわけだ



そして
独裁をする人の「影響力」も重要
なわけである


その源泉はなにか?

 「影響力」には5つの源泉があります。  1つ目は「専門性」。メンバーに「すごい」と思われる技術や知識を持っていること。
 2つ目は「返報性」。メンバーに「ありがたい」と思われる支援や関与をしていること。
 3つ目は「魅了性」。メンバーに「すてき」と思われる外見的・内面的魅力を有していること。
 4つ目は「厳格性」。メンバーに「こわい」と思われる規律や威厳をもっていること。
 5つ目は「一貫性」。メンバーに「ぶれない」とおもわれる方針や態度をもっていること


「専門性」「返報性」「魅了性」「厳格性」「一貫性」を有したメンバーを意思決定者にする、意思決定者がこれらの影響力の源泉を持てるように自分を成長させる、などにより、意思決定にメンバーが賛同・実行してくれるようになり、意思決定の成功確率はあがると言えるでしょう。


この「影響力」ってのは「信頼」をもてる人の条件にもなっていそう

「信頼」は
いつの時代でも
どんな環境でも
どんな立場でも
めちゃくちゃ大切



この5つの源泉とういのを意識して活動していこうと思った  

まとめ

  • 偉大なチームに必要なのは「リーダー」ではなく「法則」であり、その法則はABCDE=
    A:Aim(目標設定)、
    B:Bording(人員選定)、
    C:Communication(意思疎通)、
    D:Decision(意思決定)、
    E:Engagement(共感創造)

  • 法則→ 具体的事例→チェックリスト+学術的背景のわかりやすい構成

  • 目標は、行動目標・成果目標・意義目標の3種類がある

  • 意思決定者に必要な「影響力」、その源泉は「専門性」「返報性」「魅了性」「厳格性」「一貫性」

今回はAとDだけ紹介しました
のこりのB,C,Eについてや
それぞれの具体例や学術的裏付けについては
ぜひ実際に本を手にとって読んでみてはいかがでしょう

チームリーダーの方にはもちろん
どんな方にとっても有益な情報があると思います

チームの力を最大限に生かせるようになれば
個人では達成できない様々なことができそうです

そのためのヒントはきっとこの本の中にあります!!

【本屋大賞】第9回大賞 『舟を編む』三浦しをん

2012年の 第9回本屋大賞は

三浦しをんさんの『舟を編む』
f:id:gotham7:20190501110632p:plain

冒頭文

 荒木公平の人生はーーー人生というのがおおげさであるならば会社人生はーーー、辞書に捧げられてきたと言っても過言ではない。
 荒木は幼いころから言葉に興味があった。
 たとえば、犬。そこにいるのに、いぬ。はは、おかし。いまだったら女性社員から、「荒木さん、オヤジギャクはやめていただけますか」と言われてしまいそうなことを、子どものくせに思いついては愉快な気持ちになっていた。
 犬は、動物の犬だけを意味する単語ではない。


辞書編集を舞台とした青春小説
大好きな小説!!

三浦しをん

三浦しをんさんの本屋大賞ノミネート歴としては

2005年 第2回
 『わたしが語りはじめた彼は』
2007年 第4回
 『風が強く吹いている』
2010年 第7回
 『神去なあなあ日常』

2012年 第9回
 【本作で大賞受賞】


2019年 第16回
 『愛なき世界』

本作もいれて実に5回ノミネート

の人気作家さん

『風が強く吹いている』
『神去なあなあ日常』
を読んだが この2作も
『舟を編む』も

登場人物が魅力的で
ワクワクするような青春小説


読後、とても晴れ晴れと
爽やかな気持ちになれる


『風が強く吹いている』
の内容紹介の言葉を借りると
”純度100%の青春小説”


それぞれ
駅伝、林業、辞書
をテーマとしているが

どれもその取材力に裏打ちされた
細かい記述も魅力の1つ


2006年に 『まほろ駅前多田便利軒』
直木賞も受賞している

これもまだ読めていない><

『舟を編む』

あらすじはこちら

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。


"文章のプロ"である
「作家」の三浦しをんさんが

"言葉のプロ"である
「辞書編集者」について描いたこの作品

もうこのテーマからして魅力的



登場人物から溢れ出る

辞書づくりへの熱い想い

言葉への熱い想い


には心を打たれっぱなし


これはやはり 三浦しおんさん本人の
言葉、文章への熱い想いの表れ

なのだと思うし


辞書編集者から直接取材をして
現場の声を反映できる
取材力、人間性
があるからこそ心に響くのだろう

そして解説にもかかれているのだが

これらの思い、事実を登場人物にのせて表現できる
三浦しをんさんお表現力のなせる技
であるのだろう

解説引用させてもらうと

『舟を編む』がベストセラーとなった理由は、テーマが辞典だからというだけでは、もちろんないだろう。弱く欠点をもった、しかし魅力に満ちた人々が愛情とユーモアを持って描かれ、読者はその誰かに自らを投影できるのではないか。

実際、主人公である馬締光也は 名字が表すとおり”真面目”そのもの

その
"真面目"な馬締を支える
魅力的な人々

が織りなす物語

最高の一言

あー読んだのは2年くらい前で
正直記憶もずいぶん薄れてしまっているので
印象だけで書いてしまったし

書いているうちにめちゃくちゃ読み直したくなったので
読み直してくる!

読み直したら追記する

まとめ

すっごくいい本

言葉の海を旅するために

舟を一緒に編みましょう!!

www.thun-fine.com





フォロワー1000人への道のり 【その3】4月末

現在の目標は

 

今年中に

twitterのフォロワー1000人

ブログ月1000PV

(成果目標)

 

ブログ100記事書く

(行動目標)

  てかんじ


で 「4月は、毎週振り返りをしていく」  

って宣言したのにいきなりサボって  

月末振り返りになったけど


初体験は記録しておくことで

ノウハウとして誰かに伝えることができるかもしれないし

書く作業を通じて反省にもなるので

せめて月1ははやる!



目標達成率

まずTwitterフォロワーさんの数  


Twitterアカウント開設自体は

2018.8だけどほぼ使ってなくて

4/1はフォロワーさん 5人くらい

 

就職した2019.4.1に  

なにかはじめてみようということで  

「年内にフォロワーさん1000人にするぞ!  」

と決意し、

 

行き帰りの電車と夜にちょろちょろと  

ツイートをはじめた 

 

詳しくやったことはまたあとで書くとして  

結果としては  

 

f:id:gotham7:20190430225426j:plain   330人にフォローしてもらうことができた

当初の予定だと月100人でいいと思ってたので

その3倍以上でうれしい誤算

フォロワーのみなさん、ありがとう!!

このペースでいければ 3ヶ月で達成できる計算になるが
後半ちょっと伸びが鈍化していることもあるので
10月まで(6ヶ月以内)くらいに修正



ブログ100記事、月1000PV

固定ページ除いて

31記事


これも予定の3倍近いペース!

フォロワー数と同じく6ヶ月以内に100記事に目標は変更!


詳しい内訳でいうと  

小説が   本屋大賞4 他1
チャートについて1
2018年度特集1

合計7


ビジネス書が
書評7
2018年度 特集で3
読書法についてで2

合計12

生活管理が
お金管理4
行動管理6

合計10

SNSの記録 がこの記事含めて 3

はじめはライフハックっぽいのにしようとしてたから
生活管理多いけど
しばらくは読書メインにしようと思っている



PVははてなので見ると 334
これ結構自分もはいってるから Google Analyticsのほうの数字使ったほうがいいかもしれない

とりあえずこれも6ヶ月以内に変更!

一ヶ月で取り組んだこと

ブログTwitter共通のこととして
さっきいったように
途中で読書にしぼることを決めた

ブログでいうと

  • はてなプロ登録
  • 独自ドメイン取得
  • マークダウン方式ってのを知る
  • スマホで見やすく意識
  • 蛍光ペンの使用
  • アイキャッチを正方形にする
  • Twitterのカードを変更
  • スマホでMENUのプルダウン
  • 地図となるような記事の作成
  • アナリティクス、コンソール登録
  • アマゾン・アソシエイト登録
  • もしもアフェリエイト登録
  • google AdSenseは承認おりず (プライバシーポリシー設置)
    (お問い合わせフォーム設置)

とまあこんなかんじ

もっと他のブログとか読もうと思っていたのに

できてないのが反省点

あとはSEO対策とか
ブロガーとしてのおべんきょも
全然できてない

これも5月以降に向けた課題



Twitterでいうと * いいねとかきたらフォロー てのは、最初1,2週間はやってフォロワー200人くらいまでいった

  • 相互フォロー企画みたいなやつはやらなかった
  • インフルエンサーのnoteを読んだ
  • アイコン変更
  • ヘッダ変更
  • プロフィールや固定記事は何度もリライト
  • おはようツイート
  • ハッシュタグの利用
  • 積極的なリプ
  • 積極的な引用リツイート
  • 朝7時代にツイートする

こんなかんじ

インプレッションとかはこんなかんじ f:id:gotham7:20190430225514p:plain

インプレッションはだいたい1ツイート200くらいが多い
エンゲージメント率が3.6%くらい

これもまだまだ勉強がたりてないかんじはする

ブログとツイッターを初めて良かったこと

自分の好きなこと3つが * 自己成長 * 鑑賞 * おしゃべり

で当初の目的としては

自己成長のためにアウトプット
鑑賞の感想を共有、おしゃべり
自己成長、鑑賞のための情報収集

みたいなかんじだった

あとは モノとヒト、ヒトとヒトをつなげたい という思いがあったから
良いモノを伝える情報発信
も目的の1つ


影響力のあるSNSってすごい資産なんじゃないのか 発信力が必要なんじゃないか という問題意識から
発信力、影響力を身に着ける ということが5つ目

収益化は動機としてはそんなにないけれども
せっかくやるなら収益化したほうが続けやすいし
そもそも収益化できるくらいの
価値あるものを提供したいと思うので
収益化
のこともちゃんと考えようと思っている

以上

  1. 自己成長のためにアウトプット
  2. 鑑賞の感想を共有、おしゃべり
  3. 自己成長、鑑賞のための情報収集
  4. 良いモノを伝える情報発信
  5. 発信力、影響力を身に着ける
  6. 収益化

これが目的

で、実際


アウトプットによる自己成長はかなりある
そもそも、アウトプット前提でインプットすることが増えて
インプットの質があがった

2
感想の共有という意味でも
似たような感想を持つ人とも話せるし
魅力的な感想を書いてくれる人もいる
本の話をできる世界は広がってきている

3
3月までは
本屋大賞や、作家さんを頼りに
本を選んでいたが
今や、フォロワーさんの紹介で
積読本がどんどんふえている

自己成長のための情報もたくさんはいってくる

後半3つに関しては
まだまだだなと思うことが多い

4
有益な情報が発信するのは難しい
どんな情報がどんな人に
求められているか
自分はどうやってそれを提供できるか

読んでもらえる、見てもらうには
どうしたらいいのか
ということを日々考えている最中
日常生活でもタネをさがすようなってきた
ただ、紹介した本を読んで貰えることもあった

5
4とかぶるが
もっとフォロワーさんを増やさないといけない
フォロワーを増やしたいならまず自分からすること
「人にされたいことはまず自分から」
という昔から言われてきている教訓を
身にしみて感じている
あとは、自分が何者なのかということを
明確にする必要を強く感じる
自己分析みたいなのを自然にするようになってきた

6 収益化はおべんきょしていこう
まだ収益は0

とまあうまくいってることも
うまくいってないこともあるけど

総じてすごく楽しい
いろいろ交流できることも楽しいし
はいってくる情報が増えたことも楽しいし
アウトプットの場として有益


「人にされたいことはまず自分から」
という基本原理もみにしみるし
「感謝」の大切さもすごく感じるし
「自分が何者か?」という問いを
考える機会も増えた

まとめ

うまくいったことをよりよくしつつ
反省点は活かしながら
楽しんで続けていくぞ!

【ビジネス書】『メモの魔力』前田裕二

f:id:gotham7:20190429170828p:plain

SHOW ROOM社長の前田裕二さんの二作目

前作の『人生の勝算』も良かった

 

「メモ」というと記憶(メモリー)に残すためのものを
想定してしまうが

この本は、別にきれいにメモを書くための方法がかいてあるわけではない

インプットを、最大限活かすための方法

姿勢としてのメモが紹介されている

ビジネスに限らず、僕から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。その知的生産の過程を「メモ」と読んでいるのです。そして、この、人間にしかできない知的生産活動こそが、仕事の真髄であると思います。


身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う知的生産を行う意識を持てているかどうか。この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢だり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。



では具体的にどうやって 知的生産活動をするのか

ファクト→抽象化→転用

インプットを最大化するメモのとり方が


ファクト→抽象化→転用

インプットしたファクト、事実から

気づきを得て、その気づきを
他に応用可能な
汎用的なものに抽象化する

そして、行動に転用する

これが
インプットを最大限活かすメモ術!!

樺沢さんが『アウトプット大全』などで紹介している

気づきとToDoてやつと、基本的な流れは一緒だ

 

気づきを汎用的なものに昇華する
というこのプロセスがちょっと違う

 

樺沢さんは、かなり
ToDoに重きをおいているが

前田さんはこの抽象化、汎用化を

人間の強みと捉えていて、とても大切にしている
 

確かに、気づきを抽象化までもっていけることが理想だ
汎用的な知恵のほうがいい

メモ帳の使い方としては

見開き2ページのうち
右側ページの真ん中に縦線をひく

左ページがファクト記述欄
普通のメモ欄

で、
右ページの

左側が「抽象化」、右側が「転用」欄

 

ここらへんの具体例などは

是非本で確認してみてほしい!!

講演会や授業を聞いたとき
本を読んだとき
なにか頭にひらめいたとき

いつでも使える

単にインプットして終わりではなく
それを自分のものにするために
インプットをどう活かすか

その方法の1つとしてとても良い

自己分析

 さて、そして

実はこの本にはもう一つメインテーマがある

それが自己分析

「自分は何者か」「今、何がやりたいのか」「これから何をやっていくのか」といった問いに明確に答えられる人間であるかどうかが、今後、ますます大事になっていきます


「自分をよく知ってなにかに熱中している人」こそ、多くの共感を集める人になる、すなわち価値を持つのだと強く思います。


ここまでなら、他の本でも似たようなこといってる

 

ここからがこの本のすごいところ

 

前田さんは

自分が何者かということを知るために

自己分析を



1000問 !!

 

もやっていたのだ

 

しかも、いっこいっこが

前田式メモである

つまり見開きを使うので
ノートは30冊以上

 

そして、付録として

その1000問が、この本の最後にのっている

 

やはり成功者のこの狂ったような徹底の仕方ってのはすごい

徹底して、なにかで1位になる

 


「自分は何者か」
「今、何がやりたいのか」
「これから何をやっていくのか」


これが重要であろうということに気づける人はいるだろう

 

たぶんこういう問題意識をもつだけでも
人口の10%くらいなのかもしれない


そして、さらに、それをある程度煮詰める人もいるだろう

100問分くらいの分析ならする人はいるだろう

これで1%くらいだろうか


 
ただここで1000問やるってなると

もう0.00..1%くらい

自己分析にかけた時間、質問数なら1位です

っていってもおkだろう

 

だろうだろうになってしまったが

この徹底ぶり てのをしっかり肝に命じておきたい

 

 

 

そしてこの徹底(熱中)ぶりが 人に影響を与え、巻き込む

 

ツイッター内では、

 

自己分析1000問

 

とかいうハッシュタグでやられたりするわけだ

 

正直自分は1000問はやれない

幼少期や小学校の頃のことも分析するのだが

そもそも覚えてないし、、、 てかんじ

 

それでも、100~200問くらいはやろうと思ったし

時間をみつけては、前田式メモでやっている

 

おかげで自分のやりたいことや好きなことが

やる前より明確になってきている

 

抽象化の練習にもなる

まとめ

自分をよく知ってなにかに熱中している人

になるための

 

ヒントがもりだくさんの一冊

  抽象化→転用での知的想像と

徹底的な自己分析

 

みなさんもこの本を読んで是非!