本の海を泳ぐとぅーん

ー本の海を泳ぎ、しゃべって、動いて、泣くー

老後にむけて必要な貯金額は○○○○万円

少子高齢化により 社会保障のシステムがどうなるのか

というような日本の状況

 

間違いなくいえそうなのは

 

年金だけを当てにしておくのはやめとこうね

 

ってことだろう

 

てことで実際にいくらくらい必要そうかを見積もっていってみようと思う

 

先に結論から言うと

 

結婚して、家をもっている 夫婦2人世帯

年金制度が変わって受給開始が70歳から

年金額や物価(必要な生活費想定で使用)は変わらないとする

もちろんベーシックインカムが導入されるとかそういうのもなし

 

共働きで 65歳まで働き 

70歳から年金をうけとり

95歳まで生きる

 

うけとる年金額は

月28万(二人合わせて)

 

月の生活費 35万円

 

とすると

 

必要な貯金額は3,600万

 

これより多く必要になるのは

・共働きじゃない

・100歳まで生きる

・年金の額がへる

・もっと贅沢な生活したい

・家をもっていない

 

一方、少なくなるのは

・長く働く

 (70歳まで働けば 420 ✕ 5 = 2010 減って 1590 万円)

・(あまりないだろうが)年金が増える、年金が65歳からもらえるまま

・老後にそんなにお金がいらない

 

こんなかんじ

 

ーーーここから詳細にはいっていくーーー

 

 そもそも

年金システムがどうなるかもわからないうちに

老後に必要そうなのを見積もることに意味はあるのか?

 

答えとしては 

 

ある

 

というのが自分の考え

 

一度、見積もっておくことで

今後、どのように変化してもその都度、変更していくための

土台をもつことができる というのが利点

 

計画ってのは大体そういうもので

一度イメージをもっておくことで

その後柔軟に変えられる土台があるというのが最大のメリットなのだ

 

計画は行動を縛るためのものではなく

対応力をあげるために重要!

 

老後にむけて必要な貯金額をみつもるために必要な情報は

  1. 老後の期間(=いつまで働くか、いつから年金をもらうか、何歳までいきるか)
  2. 年金受給額
  3. 老後に、月いくらで生活したいか

 

ということで一つ一つ見ていく

 

1、老後の期間

老後とはいつからなのか?

まず年金の受給開始からみていく

 

2020年に80歳の人(1940年生まれ)は

60歳から受給できるのに対し

 

そしてそれより30歳下の

2020年に50歳(1970年生まれ)の人は

65歳から受給開始である

5年開始が遅くなる

ここまではおそらく確定である

 

さらに20歳下の

2020年に30歳(1990年生まれ)の人はどうなるだろうか?

 

 

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内閣府 高齢化の現状と将来図

 

内閣府の調査によると

1990年から2016までの26年間で男女ともに5年以上のびている

 

予想ではこれからの20年での伸びは少し鈍化していて

2040年までの20年では2年ちょっとの伸びということになっているが

医療の進歩を考慮すると、より大きく5年、あるいはそれ以上延びる

という予想もある

 

平均寿命の延び、少子高齢化 を考慮して

 

年金は70歳から受け取るものとする

 

つぎに寿命だが、今30歳の人が80歳になる頃は

2070年は男性85歳、女性90歳くらい

おおめに見積もって損はないと思うので

 

寿命は95歳ということにする

 

定年は65歳とする

 

ということで

 

老後の期間は30年

 

これで見積もっておけば、多めの見積もりだろう

年金なしの5年があることで、結構多めに貯金が必要になるはず

 

正直働かないのが30年もあるというのは現実的ではない気がするが

とりあえずこれで見積もることとする

 

2、年金受給額

次に年金受給額

 

すべてを、厳しくみつもりすぎるのも大変そうなので

結婚後で、共働き

という仮定で考えてみる

 

平成28年度の厚生労働省の発表」によると

厚生年金の平均が約14,500円(男女差や収入によってばらつきが多い)、なので

 

夫婦で月約29万円 (年約360万)

 

共働きじゃなくて、片方が国民年金(55,000)だと

 

夫婦で20万

 

 

3、老後に、月いくらで生活したいか

最後に月いくらで生活したいか

 

生活保険文化センター」の調査によると

60歳以上世帯の夫婦のみの無職世帯の家計収支は

å®åå¥ã204,587åãå¬çå¹´éãªã©ã®ç¤¾ä¼ä¿é給ä»ã175,799åã85.9%ããã®ä»ã28,788åã14.1%ãä¸è¶³åã61,047åãå¯å¦åæå¾ã176,635åãæ¶è²»æ¯åºã237,682åãéæ¶è²»æ¯åºï¼ç¨ã»ç¤¾ä¼ä¿éºæç­ï¼ã27,952åãé£æè²»ã68,154åã28.7ï¼ã交éã»éä¿¡è²»ã28,630åã12.0ï¼ãæé¤å¨¯æ¥½è²»ã24,268åã10.2ï¼ãåç±ã»æ°´éè²»ã21,115åã8.9ï¼ãä½å±è²»ã13,885åã5.8ï¼ãä¿å¥å»çè²»ã14,513åã6.1ï¼ã家å·ã»å®¶äºç¨åè²»ã9,608åã4.0ï¼ã被æåã³å±¥ç©è²»ã6,458åã2.7ï¼ãæè²è²»ã382åã0.2ï¼ããã®ä»ã50,667åï¼ãã¡äº¤éè²»ã¯23,273åï¼ã21.3ï¼ã

 

月 約27万円(税金なども含む)

食費    7万

交際費   2万5千

教育娯楽  2万5千

交通・通信 3万

光熱水道  2万

保険医療  1万5千

住居家具  2万5千

その他   3万

税     3万

 

といったかんじなので

家のローンが終わっていて、教育も終わっていれば

たしかにこれくらいでも生活はできそうな気はする

 

食費+交際費でも10万近くある

 

これに+8万くらいあれば

旅行にいったり、生活を豪華にしたりできるだろうか

 

ということで

月の支出は 35万円 (年420万)

とする

 

支出ー年金

これで必要なものはそろったので計算していく

 

 

まず、支出

 

65歳-95歳 の30年間  30(年) ✕ 420(万/年) = 12,600(万円)

 

次に収入

年金がもらえるのは70歳からのしたので

 

70歳-95歳 の25年間   25(年) ✕ 360(万/年) = 9,000(万円)

 

ということで

 

必要な貯金は3,600万

 

月5万(年60万)貯金したら 25-65の40年なら 2,400万

年利4%で運用してれば 6,000万

 

 

なんの知識ももたず将来に楽観的になったり悲観的に成るのではなく

しっかりと、この金銭のイメージをもったうえで

 お金の管理をしていこう!!