つみたてNISAと確定拠出年金、(通常)NISAの比較
つみたてNISAとは
投資をして利益をあげても
その所得に税金(通常約20%かかる)がかからないサービス
似たようなサービスである
(通常)NISAと確定拠出年金との違いを説明する
結論としては
生活資金を蓄えるために
つみたてNISA使ったほうがいいよ
ということ
(通常)NISAと、つみたてNISAの違い
「そもそもNISAとはなにか?」
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。(金融庁ホームページ https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html )
だそうだ
まあこんなことはどうでもいいのだが
2014年にNISAははじまって、2018年からつみたてNISAがスタートした
(通常)NISA
- 対象商品
→2014~2023年の間にNISA口座で購入した株式や投資信託
- 非課税期間は5年
※ロールオーバーという仕組みを使うと最長10年
これについての説明は省略
- 年間投資上限額は120万円
つみたてNISA
- 対象商品
→2018~2037年の間につみたてNISA口座で購入した投資信託・ETF
※選べる商品に限りがある
- 非課税期間は20年
- 年間投資上限額は40万円
ということで
(通常)NISAと比べたつみたてNISAの特徴は
1.年間投資上限額が40万円(1/3)
2.非課税期間が20年(4倍)
3.対象商品がつみたて、かつ、選ばれたものに限られる
4.2037まで利用できる
の4点
特に最初の3つが重要
年間に使える額が少ない、対象商品に限りがある、という欠点はあるものの
投資は長期でもつことによって利益を増やすのが基本
ということを考えると、つみたてNISAのほうが
多くの人にとっては使いやすい
そもそも2019.4現在、NISAはあと4年しか期間がないので
480万までしか運用できないのに対し
つみたてNISAなら毎年40万投資すると
12年で480万いく
2037までまだ17年もあるので
投資額としては積立のほうが多くなる
さらに非課税期間も長い
これらを考えるとつみたてNISAが良いだろう
※NISA口座の特徴として損益通算ができない
というデメリットがある
これについては知らない人はとりあえず知らなくてもいい
めちゃくちゃ大きなデメリットではない
そもそも損をださなければ一切関係ない
確定拠出年金とつみたてNISAの違い
つみたてNISAの詳細は今述べて
確定拠出年金については
こちらで触れているので
ここでは違いだけ
つみたてNISAと比べた確定拠出年金の特徴という形で書くと
1.確定拠出年金は60歳までひきだせない
2.60歳までずっと利用できる
3.所得控除となるので、普段支払う所得税が安くなる
4.投資信託だけでなく保険や預金も対象商品(元本保証商品がある)
5.うけとるときは退職金or年金という形でうけとり税金がかかる
6.人によって積み立てられる額が違う
特に大きな違いは123
そもそもNISAとつみたてNISAは併用できないが
確定拠出年金とNISA(どちらも)は併用できる
そして確定拠出年金は
老後の資金をためるもので
どうせ老後に向けてお金をためたいなら
普段の所得税を減らしながら貯められるんだから
使わない手はない
ってやつ
そして、つみたてNISAは20~30代にとっては
確定拠出年金より短い期間でのつみたてになる
かつ、いつでもとりだせるので
老後よりも前の資金 といったイメージになる
年率4%ならいま40万つみたてたら20年後に大体倍になってる
なにもしてないのに40万の所得をえる
これがNISAじゃなければ8万税金がもっていかれるところ
もっていかれない
ということ
これが毎年続いていく
20年たったら非課税枠から外れていくから
ちょっとややこしいけど実際は40万✕20よりも増えるはず
お金の知識を正しくもって
使える制度は存分に利用して
賢くお金を増やそう!!