2018年度 ビジネス書ベスト5 【後編】『メモの魔力』
2018年度に行動や考え方に影響を受けた本
ベスト5が
『アウトプット大全』樺沢紫苑
『年収一億円になる人の習慣』山下誠司
『メモの魔力』前田裕二
『LIFE SHIFT』リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット
『新・観光立国論』デービッド・アトキンソン
後編では
『メモの魔力』前田裕二
こちらを紹介していく!
【前編】【中編】はこちら
『メモの魔力』前田裕二
SHOW ROOM社長の前田裕二さんの二作目
前作の『人生の勝算』も良かった
「メモ」というと記憶(メモリー)に残すためのものを
想定してしまうが
この本は、別にきれいにメモを書くための方法がかいてあるわけではない
インプットを、最大限活かすための方法、姿勢としてのメモが紹介されている
ビジネスに限らず、僕から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。その知的生産の過程を「メモ」と読んでいるのです。そして、この、人間にしかできない知的生産活動こそが、仕事の真髄であると思います。
身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う知的生産を行う意識を持てているかどうか。この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢だり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。
では具体的にどうやって、この知的生産活動をするのか
その方法がファクト→抽象化→転用
インプットした事実、ファクトから
気づきを得て、その気づきを他に応用な汎用的なものに抽象化する
そして、行動に転用する
これが、インプットを最大限活かすメモ術!!
樺沢さんが『アウトプット大全』などで紹介している
気づきとToDoてやつと、基本的な流れは一緒だ
気づきを、汎用的なものに昇華する
というこのプロセスがちょっと違う
樺沢さんは、かなり ToDoに重きをおいているが
前田さんはこの抽象化、汎用化を
人間の強みと捉えていて、とても大切にしている
確かに、気づきを抽象化までもっていけることが理想だ
メモ帳の使い方としては
見開き2ページのうち 右側ページの真ん中に縦線をひく
左ページがファクト記述欄で
右ページの
左側が 抽象化 右側が 転用 欄
ここらへんの具体例などは
是非本で確認してみてほしい!!
さて、そして
実はこの本にはもう一つメインテーマがある
それが自己分析
「自分は何者か」「今、何がやりたいのか」「これから何をやっていくのか」といった問いに明確に答えられる人間であるかどうかが、今後、ますます大事になっていきます
「自分をよく知ってなにかに熱中している人」こそ、多くの共感を集める人になる、すなわち価値を持つのだと強く思います。
ここまでなら、他の本でも似たようなこといってる
ここからがこの本のすごいところ
前田さんは
自分が何者かということを知るために
自己分析を
1000問 !!
もやっていたのだ
しかも、いっこいっこが
前田式メモである
つまり見開きを使うので
ノートは30冊以上
そして、付録として
その1000問が、この本の最後にのっている
やはり成功者のこの狂ったような徹底の仕方ってのはすごい
徹底して、なにかで1位になるのだ
「自分は何者か」「今、何がやりたいのか」「これから何をやっていくのか」
これが重要であろうということに気づける人はいるだろう
たぶんこういう問題意識をもつだけでも
人口の10%くらいなのかもしれない
そして、さらに、それをある程度煮詰める人もいるだろう
分析の問題100問分くらいの分析までならする人はいるだろう
これで1%くらいだろうか
ただここで1000問やるってなると
もう0.00..1%くらい
自己分析にかけた時間、質問数なら1位です
っていってもおkだろう
だろうだろうになってしまったが
この徹底ぶり てのをしっかり肝に命じておきたい
そしてこの徹底(熱中)ぶりが 人に影響を与え、巻き込む
ツイッター内では、
#自己分析1000問
とかいうハッシュタグでやられたりするわけだ
正直自分は1000問はやれない
幼少期や小学校の頃のことも分析するのだが
そもそも覚えてないし、、、 てかんじ
それでも、100~200問くらいはやろうと思ったし
時間をみつけては、前田式メモでやっている
おかげで自分のやりたいことや好きなことが
やる前より明確になってきている
抽象化の練習にもなる
まとめ
自分をよく知ってなにかに熱中している人
になるための
ヒントがもりだくさんの一冊
自己分析と知的創造
みなさんもこの本を読んで是非!