本の海を泳ぐとぅーん

ー本の海を泳ぎ、しゃべって、動いて、泣くー

【本紹介】『多動力』堀江貴文

2017年に出版されたホリエモンの本で結構話題になってた

 

『多動力』

 

を今回は紹介する

 

 

目次は

 

  1. 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
  2. バカ真面目の洗脳を解け
  3. サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
  4. 「自分の時間」を取り戻そう
  5. 自分の分身に働かせる裏技
  6. 世界最速仕事術
  7. 最強メンタルの育て方
  8. 人生に目的なんていらない

 

「多動力」とは何か。

それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。(中略)かつては、マイナスでしかなかったかもしれない。(中略)しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。

ホリエモンの本の共通の特徴 

ホリエモンの本はとにかくはっきりしててわかりやすいのが特徴

 

この『多動力』の他にも

『ゼロ』『本音で生きる』『健康の結論』『英語の多動力』

を読んだが

どれもはっきりしていてわかりやすい

 

本じゃなくてもそうだが、それが人をひきつける要因の1つ

 

例えばこの本だと

大事な会議でスマホをいじる勇気を持て

 

電話をかけてくる人間と仕事をするな

 

と見出しからしてこんなかんじであるわけだ

 

 

 『多動力』最大の特徴

そしてこの本の最大の特徴が

 

右ページいっぱいを使った標語

     +

各項目ごとのToDoリスト

 

これがわかりやすさを加速させている

 

西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』で触れられていたが

この右ページいっぱいの標語というのは

わかりやすさだけでなく

そのページの写真がSNSで拡散される

という効果もあるらしい

 

ホリエモンの発信内容と

この構成によって

時代のニーズにあったヒット作ができあがった

 

200ページ、かつ、先程の構成なので

実際の文章量はかなり少なく

すぐに読める

 

なので、一つ一つの項目の内容は是非

本を手にとって読んでいただければと思う

 

必ず、実践しようと思うことがある

 

”多動力”って何?

一言でいうと

 

「やらなければいけないこと」ではなく

 

「やりたいこと」に没頭すること

 

「得しそう」ではなく

「おもしろそうだから」「楽しそうだから」

という理由でやってみる

 

そのためには、やりたくないこと、やらなければいけないこと

を減らすための工夫が必要だし

 

「やりたいこと」 で一日を満たすために

くの行をしてみるが大切である

 

頭でっかちにならずに、動いてみることで

自然と結果はついてくる

 

こんな考え方、そのための方法論が書いてあるのが

『多動力』

 

読むときのちょっとしたポイント

ただ、注意してほしいことがひとつ

人によってはもちろん、「ちょっとこれは。。。」

てなると思う

 

それは、それで全く問題ない

向き不向き、好き嫌いってのは誰にだってある

 

前田さんの『人生の勝算』で触れられているが、

ホリエモンはボトムアップの思考

めちゃくちゃ簡略化していえば「とりあえず動け!」てかんじ

 

一方、前田さんや西野さんは

トップダウンの思考

大きなビジョンから考える

 

どっちがいい、とかそういうことじゃない

どっちに慣れているのか、という問題

自分はめちゃくちゃボトムアップなので、ホリエモン読むと

「うん、そうだよね」てなることが多い。

一方、前田さんや西野さんの本読むと「なるほどー。そんな考え方があるのか!」てなる

正直言えば「こんなの無理だよ」て思ってしまうこともある

 

ただ、無理だ、自分と違う、とすぐにシャットアウトしてしまうのはもったいないから注意したい

この違いを頭の片隅にいれておくと、結構人と議論するときに使える

 

1つでも2つでも共感するところがあったり、新しい発見があったりして

実際の行動レベルの変化が起きたのならば

大成功!!

 

本に書いてある内容すべて真実、正しい、受け入れなければならないと思うのではなくて

どっかにいい情報ないかな

という読み方で良い

 

本の読み方は当たり前だが自由だ

 

一番大切なのは、行動に移せること

この一点

 

気づきとToDo

  • 1つの誰にも負けない肩書を持とうとせずに、100人に1人の肩書を3つあわせもつことで、1万分の1の人材になれる。

 

 →今ある肩書、ほしい肩書を書き出して、その肩書を手に入れるための、1万時間捻出するための計画を具体的にたてる。

 

  • 仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれば、目的はおのずと達成される。子供はいつだって目的なんて考えない。三歳児のように常識や周りの目を気にすることなく今を楽しむ人は、成長が早い。

 

  →とにかく動く。新しいものに触れる機会は逃さない。

 

  • 「原液」をつくればあとは周りが動いてくれる。原液を作るには教養が必要。 

 

→教養を身につけ、目の前の仕事に具体的に落とし込む。そして、自分の発言やアイデアで周りを熱狂させる。そういう仕事をするように意識する。

 

まとめ

  •  『多動力』はホリエモンの発信内容がはっきりしていてわかりやすいことに加え、標語+ToDoという構成なので、行動に移しやすい。
  • 1/100の肩書を手にするために、そして、「やりたいこと」に没頭するために、とにかく動く

 

ホリエモンの本としては

『本音で生きる』もかなりおすすめなので

多動力が気に入った方は是非合わせて読んでみてはどうでしょう!

『多動力』よりも、もうちょっと上の階層の

根底の考え方とかを知れる本!