本の海を泳ぐとぅーん

ー本の海を泳ぎ、しゃべって、動いて、泣くー

【ビジネス書】『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文

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僕は堀江貴文という人間が大好きだ


といきなり愛の告白から始まってしまったが
しょうがない
尊敬している でもいいんだけど
好きのほうがあっている気がするのだから

(親にはえっ^^;て顔されちゃうけどね)


堀江さんの行動、発言には共感させられることだらけ

例えば


なにがあっても、いくつになっても「あのころはよかった」とは口にしない。心から「いま」がいちばん楽しいと言えるように生きていく。


僕は、みんなとつながり、みんなと笑顔を分かち合いたい。(中略)この矛盾だらけの世界を、不合理だらけの世界を、少しでも明るく楽しい場所にしていきたい 起業してインターネットに取り組んだのも、いま宇宙事業に燃えているのも、すべてはテクノロジーの力で社会を前に進める小さな一歩なのだ。


昨日より今日の世界が、今日よりも明日の世界がよくなると、本気で信じている。将来について不安を抱いたり、将来をひかんしたことは一度としてない。それは僕がテクノロジーの力を信じているからだ。


これらの言葉

とてもストレートで
背中を押されるような
心に響く言葉

この後もたくさん素晴らしい言葉を紹介していく



とまあ、愛を叫んでいたが

メールマガジンにすら登録してなかったので急いで登録した

その堀江さんの本としては
2017年にでた『多動力』が大ヒット


1ページまるごと使った標語
  +
ToDoリスト

というわかりやすい構成がうけたのかな

と思う

でも『多動力』より 『ゼロ』がいい

これは断言する

証券取引法違反で逮捕され実験判決を受けた後、 仮釈放され、刑期を終了した2013年に出版されたこの著書
『ゼロ』

すべてを失って”ゼロ”になった堀江さんが
恥ずかしい部分も、失敗も、反省も
すべて赤裸々に話してくれている



こんなに赤裸々に話してくれる本はなかなかない
多動力を含め、他の著書でも触れられている堀江さんの
考え方の根っこみたいなものは
大体この本にのっている


赤裸々部分はおいておいて 考え方の根っことなるキーワードを紹介していく

ゼロからのスタート

物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければなあらない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。ほんとうの成功とは、そこからはじまるのだ。


これが本書最大のメッセージ

ゼロであると、いくらかけてもゼロ
だからまずは小さなイチを
つみかさねていかねばいけない
いきなり掛け算しようとせずに
まずはイチを足していくことから

という内容と
すべて失ってもゼロになるだけ
また、コツコツつみあげていけばいい
というメッセージが含まれている
これはゼロになった堀江さんが
自分自身に言い聞かせている言葉なのかもしれない

没頭

努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるくらいに没頭すること。


人はなにかに「没頭」することができたとき、その対象を好きになることができる。(中略)心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という忘我がある。


成功したければ挑戦すること。挑戦して、全力で走り抜けること。その全力疾走のことを、人は努力と呼ぶ。


「没頭」

この言葉は堀江さんの本でよくでてくる

他のものが見えなくなるくらい 眼の前のことに没頭する

好きになる前に没頭があるってのも興味深い

この本で、堀江さんも学校の勉強はつまらなかったが
受験勉強は楽しかったと言っている

まさに自分もそうで、受験勉強はすごく楽しかった
それは徹底的に取り組んだから
没頭したからだな
とつくづく思う

どうすれば没頭することができるのか?僕の経験から言えるのは、「自分の手でルールをつくること」である。(中略)ルールづくりのポイントは、とにかく「遠くをみないこと」に尽きる。(中略)「今日という1日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュいていく


細かく区切って、ちょっと難しい目標を達成していく
そうやって成功体験を重ねていくと
ゲームみたいで楽しくなる

これも大切

ノリのよさ

経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。


眼の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか。そこが問題なのである。(中略)チャンスを見極める目なんて、必要ない


常に新しい分野に目を向け、新しい出会いをつくり、新しい情報を浴びて、思考と行動をくり返す。止まることなく、休むことなく、動き続ける。


「チャンスの神様は前髪しかない」てやつ

チャンスは皆に平等に訪れる
あとはそれを捉える準備ができているかできていないかの差
わかっちゃいるけど実行するのはそう簡単ではない
成功者とそうじゃない人をわけているのは
なんといってもこのノリのよさなんだろうな

やりたいことの見つけ方

「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくる


物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。


まったくもってそのとおり ノリのよさと共通する

できる理由から考えられるようにあるためには自信をもつこと 自分を信じること そしてそのためには小さな成功体験を積み重ねておくこと ゼロにイチを足しておくこと

世界を変えるためには

アイデアは頭の中からひねり出す時代から、インターネットで検索し、組み合わせる時代になっているのだ。


手持ちのアイデアを、いかに具体的な行動に落とし込めるか。そのために一歩踏み出す勇気を持ち合わせているか。


情報を得ることは、未来を知ることである。(中略)誰にでもできるからこそ、情報の質と量、そしてそれを入手するスピードが重要になる。


大量高速のインプットとアウトプットのサイクルが、質を生み出す てのも最近よく聞く気がする

頭コネコネしてる暇があったら動け
量とスピードが質に転化するんだ

まとめ

堀江さんの原点が詰まったこの本

力強い言葉の数々も素晴らしいが

今回は紹介できていない

赤裸々告白部分も含めて

是非多くの人に読んでもらいたい